photo by culture triphttps://theculturetrip.com/middle-east/israel/articles/hanukkah-the-jewish-diwali/
昨日、インドでは光の祭典Diwaliがありました。
人々はこのDiwaliの前に家を掃除し、不必要なものを手放します。
また物を新調したり、家族や友人とギフトを交換し合ったりと、身の周りのものを心機一転させる時でもあります。
当日の夜になると家々にはランプが灯り、盛大にあがる花火で新年を迎えます。
Swami jiはDiwaliのブレッシッングでこのように述べられました。
1 )人生の目的とは?
ヴェーダの文化では、全ての行いはその全てにイーシュワラを見出す為にあります。
地位や名誉、物や子孫を持つ事だけが人生の目的ではありません。
常に満ちていて、幸せなのが私であるという知識を理解するのが、私たち人間の人生におけるゴールです。
そしてその知識を理解するのには、成長したマインドが必要になります。
1,感情の成長
好き嫌いでなく、物事を客観的に見れる事。
2,認識の成長
人生のゴールが明確であること。
人生を通してこの2つのマインドを成長させていきます。
2 )ラクシュミー
人々はラクシュミーの事をお金や富とだけ認識していますが、実際のところは全てのsukha、心地よさや快適さ、幸せがラクシュミーの現れです。
家庭を持つ全ての人は、豊かであるべきです。
人生における豊かさは、全てラクシュミーのグレイスです。
食べ物だけでなく食べることができる能力や、子ども、家、内側の強さや、知識さえもラクシュミーの現れです。
インドのチェンナイにはラクシュミーの8つの現れを祭るお寺、アシュタラクシュミーテンプルもあります。
3 )清めるということ
Diwaliの前には掃除をする文化があります。
私たちはいつも何かを受け取っていて、家も、携帯もマインドも常に溜まっていくものです。
特にマインドは、人との関わりの中で痛みや怒り、満足できなかったこと等、ネガティブな感情といわれるものが付いてきます。
1人になったり、瞑想やジャパをしようとするとその未消化な感情や未処理な記憶が出てきます。
本当に清めるべきものはこのマインドです。
必要でない感情や記憶は削除し、内側のスペース、ゆとりのあるマインドを持つことは人生においてとても大事なことです。
4)マインドを清める3つの実践
1,祈りのある日常
朝、身体を清めたらすぐにプージャ(イーシュワラへの儀式)やジャパをする事
2,セーヴァー
先生や両親、目上の人のお世話をしたり、社会活動をしたりと、いつも誰かの役に立てるように与える姿勢でいること
3,常に勉強をすること
常にシャーストラ(聖典)の言葉に耳を傾ける事。また先生から教えて頂いた知識を自分のものにできるよう、思い出す事。
日常生活での小さな姿勢の変化は、大きな人生の変化へと繋がります。
ゆとりのあるマインドは、全てを客観的に見ることができ、ジャッジすることなく、自分や人を受け入れることができます。
それが本当のDiwaliの意味、無知という闇に怯えているちっぽけな私を、知識の光で照らしてあげれば、元々全てに満ちていて、穏やかな私を再発見することができるでしょう。
祈りのある、いつもマインドの清らかさを求める人生になりますように。
◇勉強会のお知らせ◇
講話会で通訳を務めてくださったMuktih先生の、ヴェーダの世界観とダルマについての勉強会があります。
『ヴェーダから学ぶ自由な生き方』
日時:11月30日(土)10時~16時半
場所:大阪写真会館
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場2丁目7−14
◎地下鉄堺筋線・鶴見緑地線「長堀橋駅」より徒歩4分
◎地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」より徒歩7分
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私たちがいつも知識に耳を傾けてリラックスしていられますように。
Harih Om.
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